
第12回日本イアンドナルド超音波講座を2010年12月4日(土)から12月5日(日)に浜松市で開催させていただくこととなりました。本超音波講座は1981年にAsim Kurjak教授がクロアチアで超音波講座(Ian Donalt Inter-University School of Medical Ultrasound講座)を開催されたのが始まりで以後毎年開催されています。また、現在までに21カ国でイアンドナルド超音波講座支部が設立され、日本では1998年に第1回の講座が福岡で開催され本年で12回目の開催となります。
産婦人科超音波セミナーの先駆けであり、各セミナーではその時代の超音波診断のエキスパートの先生方に基礎から応用まで、翌日からの臨床に役立つ内容を2日間にわたりみっちり講義を行ってもらいました。今年も今までと同様に「明日からの臨床に役立つ実践的講座」を目指していますが、時間に制限もあるため、内容を「産科診療」に限定しました。メインテーマを二つ掲げ、「超音波画像構築の原理と超音波診断装置設定のコツ」では超音波診断の大家の先生から超音波画像診断の歴史、画像構築の原理、画像描出の設定のためのコツを伝授していただきます。また、「ベッドサイドの実践産科超音波診断」では、若手のエキスパートの先生方から日々の診療で実際に行っている内容を教科書だけでは伝わらない臨場感とともに講義をしていただく予定です。内容も「形態異常とスクリーニング」「血流計測の基本」という総論の他に、実際の外来診療でもよく遭遇する「胎児が小さいのだけど、どのように診断をしていけばよいの?」「羊水量の異常があるのだけど、どうすればいい?」「双胎だけど単胎と比べて何をみていけばいいの?」など症状に応じた超音波臨床のトピックスについての講義セッションも行います。
また、ランチョンセミナーでは浜松のウナギを食べながら、ボランティアの妊婦さんの協力で実際の超音波診断のライブデモを中心とした講義を当センターのスタッフを中心に行います。「あの血流はどうやって描出するの?」「例のアレを描出して!」など会場からのリクエストもどしどし受け付けます。
2日間の講義の後には、参加された皆様が翌日からの診療で楽しくレベルアップした超音波診断ができるようになることを目指します。産婦人科医師に限らず、初期研修医、臨床検査技師などの参加をお待ちしています。